オリジナルネームタグでプライベートブランド製品のブランド力をアップさせる!!

現代の市場には、流通業者や小売業者が自分で独自のプライベートブランド製品を沢山展開させていますよね。そこで、自社のブランド力を高める方法にオリジナルネームタグを活かす事ができます。ここでは、オリジナルネームタグの活用メリット、プリント方法、タグの形の種類についてお届けします。

はじめに「プライベートブランド」の起源について知ろう!

プライベートブランドの始まり

日本で最初のプライベートブランドが誕生したのは、大丸で1959年に発売した紳士服ブランドがはじまりです。それを機に1960年頃から各流通業者でプライベートブランド商品を展開させていった歴史があります。当時は一時的なブームはあっても、プライベートブランドとしては定着しませんでした。しかし、2006年頃に入ってから、石油や原材料の高騰、リーマンショック等で、ナショナルブランド商品が価格上昇した事、消費者の節約志向の高まりから、プライベートブランド商品は人気を集めはじめるようになってきた歴史があります。

ブランド製品の希少性を根付かせる

プライベートブランドと言うのは、流通業者や小売業者によって独自に企画されて、ダイレクトに顧客へ販売されるブランド製品の事を言います。昔は、ブランドと言えばメーカーを指すものでしたが、プライベートブランドでは商品の企画や開発を流通業者や小売業者が行います。実際に、顧客に販売する小売業者等によって企画・開発に携わるので、ニーズや要望を自社ブランドの特性に活かす事ができるので、競合と差別化する事ができます。また顧客にとって「この店舗でしか買えない」「この地域限定」等、ブランド製品の希少性を売りにしやすくので、顧客の注目を強く惹き付けられるのです。

自社製品にブランドネームタグを付けるメリット!

自社製品のブランディングができる

冒頭でお伝えしたように、プライベートブランド商品と言うのは、競合他社には商品を卸さない選択が可能です。それは、商品開発時から小売店や卸売り業者が関わっている事にあります。プライベートブランド商品価値を、ブランドネームタグを付けてさらに高める事で、製品のブランディング効果に繋がっていきます。

独自のオリジナル製品のとして売り出す事ができる

メーカーから商品を仕入れる市販品は、既にある商品の中から選択する状態ですよね。しかし、プライベートブランドは、独自でオリジナルネームタグを付けて商品開発・製造・販売、製品がヒットすればそれだけ売り上げにも繋がります。また、一定量の注文があるので、売上安定や閑散期に製造する事もでき、生産効率をアップさせる事ができます。

オリジナルネームタグのプリント方法!

①プリントネームタグ

プリントネームとは、テープ状の素材に様々な手法でロゴを印刷するタグプリント加工です。オリジナルネームタグ制作の専門業者では、一般的な素材テープ、複数のプリント加工方法、特殊なプリント加工方法等、多岐に渡って色々なサービスを提供しています。また、高価な版を用いる必要もなく、多色プリントが可能でので、小ロット生産でも安価に制作する事ができます。

プリントネームタグに採用されている素材

ポリエステル等化学繊維タイプ

化学繊維タイプには、代表的な素材にポリエステルサテン、タフタ、ツイル等があります。素材の価格も安価ものから高価なものまでラインアップがあります。また、化学繊維素材は既製色の選択肢が沢山あり、ヒートカットやレーザー加工もネームタグに施す事ができます。化学繊維タイプでも、ポリエステルサテンは最も使用頻度の高い素材で、よくネームタグに採用されています。

コットン・リネン混紡・シルク等天然繊維タイプ

天然繊維の代表と言えば、コットン系、リネン混紡系、シルクが王道ですよね。どの素材もナチュラル感が大きな魅力である事が特徴です。天然繊維系の素材は、ヒートカット不可なのでカット部分にはほつれが生じやすくなっています。しかし、それも天然繊維系ならではのナチュラル感の味として楽しむ事ができます。

②織りネームタグ

織りネームタグは、様々な色の糸を1本1本織り込んで作ります。織り方の違いでネームタグの仕上がりも違うので、同じネームタグでも完成時タグ表示の雰囲気も変わってきます。プリントネームタグと異なり、とても高級感のあるネームタグに仕上がります。

織りネームタグに採用されている織り方

高密度織

タテ糸に対してより多くのヨコ糸を打ち込んでいく仕様で、細かいデザインを表現するのに向いています。糸の密度にはグレードがあるのですが、細かさと織ネームの寸法で価格も変わります。細い糸を使って織って行きますが、使用する色によっては選択できない場合もあります。

平織

織りネームタグの中で最もベーシックで織りネームの基本です。シンプルで素朴な質感が特徴となっており、クラシックさやビンテージ感まで色々と表現する事ができます。平織にしかできない幅広いデザイン表現が可能です。

朱子織・裏朱子織

朱子織は、サテン調の光沢が地色にあり、高級感あるアパレル等を中心によく採用されているネームタグです。朱子織りはタテ糸の影響が他の織り方に比べて強いので、地色に選択する事ができる色彩には制限があります。裏朱子織は、朱子織の裏側にロゴを組み込む方法で、糸の影響が強い織り方になります。地色に選択する事のできる色彩は平織りよりも多くなります。しかし、ネームタグの構造上の制約やザインによっては注意が必要です。

ベース織

ネームタグのベースとなる織り方の地色部分を、別の色糸を使用して覆いつぶして織っていきます。なので、その分ネームタグに厚みができ、ネームタグが全体的にカジュアル要素の強い仕上がりになります。また、ベース織は、色の組み合わせがしやすい事も特徴です。

綾織

タテ糸とヨコ糸の交差を色々なパターンで織る方法になります。綾目と呼ばれる斜めの文様が地組織部分に出るのが特徴です。

オリジナルネームタグの仕上がりには色々なタイプがある!

マンハッタンホールド

マンハッタンホールドは、切り口が隠れるよう3つ折にして仕上げるタグ付け加工です。切り口が隠れる加工になるので、既成品にタグを後付するのに適しています。ブランドネームをカットし、同じ場所にタグを挟み込んで仕上げる手法です。背中首部分のタグの付け替えにお勧めです。

センターホールド

センターホールドは、真ん中で2つ折にして仕上げるタグ付け加工です。バッグの一部をほどいてタグを挟み込んだり、タグをカットしないで糸をほどいて縫い付けたりします。縫い目をほどいてタグを挟み込んで縫っていくので、商品タグとしては馴染みの良い仕上がりになります。

ブックカバーホールド

ブックカバーホールドは、センターホールドと同様2つ折りにした後、両端をさらに折り曲げるタグ付け加工です。切り口が隠れるのでセンターホールドに比べて仕上がりが綺麗です。切り口が見えないので、バッグの端、Tシャツの裾、キャップの端等へのタグ付けにも向いています。

エンドホールド

エンドホールドは、タグの両端を折って仕上げる加工です。この手法は、Tシャツ、バッグ、キャップ等、色々なアイテムにタグを取り付けられる加工になります。その中でも一番多いのはTシャツの襟にタグ付ける方法です。また、エンドホールドを両端縫いではなく4辺縫いして、Tシャツの腰やバッグの下方等にタグ付けする事も可能です。

既製品にオリジナルネームタグを付ける際は洗濯ネームに注意

衣類には裏地に必ず品質表示が付いており、それは家庭用品品質表示法で義務付けられています。ハンドメイド製品でも、不特定多数の一般消費者に対し販売する場合には、表示義務があります。なので、洗濯ネーム表示は必ず必要になります。既製品にオリジナルネームタグを付ける場合には、洗濯ネームをそのまま残すか別の場所に付け直しましょう。